マンゴーの成長過程を紹介します

上の写真はマンゴーの花です、緑の丸いポツポツが大きくなり、おいしいマンゴーとなります。
3月頃でこの状態になり、夏に向けて実がどんどん大きくなっていきます。
花芽から実が付き始めます
受粉させるために、ハウス内に蜂を大量に放ちます。
最近では鉢の受粉があまりできないため、ハエを使ったりもします。

卵くらいの大きさに

マンゴーの実は徐々に大きく膨らみだし卵くらいの大きさになり、緑色の実もきれいな紫色に変わってきます。
この時期に実を切り落とす「適果」の作業を行います。マンゴーの実はひとつの樹にたくさんの実をつけると、栄養が分散され小さい実がなります。実を減らし栄養を集中させることで、大きいマンゴーができます。
紫がかった色できれい
実の重みで枝が下がってくるため、枝を一本一本紐で支えていきます。
この作業がかなりの重労働。腕ずっと上げている状態で紐を結びますので肩が凝ります。

しっかり赤に色づいてます。

完熟に近づき、実の重みで自然落下しますので、マンゴー一つ一つに袋をかけ、完熟落下を待ちます。
毎朝、落ちたマンゴーのチェックが楽しみになる時期です。

マンゴーにはβカロテン、食物繊維、葉酸、ビタミンC、リン、etc、、、など多くの栄養素が含まれています。 その中でも、βカロテン、葉酸、食物繊維、ビタミンCが豊富に含まれております。 まだ青いうちはビタミンCが多く含まれ、よく熟すほどβカロチンの量が増えます。
・体内でビタミンAに変わる栄養素です。
ビタミンAは目に良い栄養素で、眼精疲労を和らげてくれますし、色を識別しやすくしたり、夜盲症や視力低下を防いでくれます。
その他に、胎児の発育、子供の成長に良いと言われいて、乾燥肌や花粉症予防、免疫力強化など様々な働きをしてくれます。
ビタミンAの過剰摂取は急性中毒や頭痛、疲労感や吐き気、睡眠障害を引き起こしてしまうといわれていますが、βカロテンからのビタミンAの摂取は、体内で「ビタミンA」が不足した時だけ「ビタミンA」に変化するため、過剰摂取を気にすることなく摂取できます。
また、βカロテンにはビタミンAにはない抗酸化作用があり、体内で酸化を防ぎ、様々な疾病の予防や若さを保つ、とも言われています。
・葉酸は妊婦に必要な栄養素として知られています。
2000年に厚生労働省が妊娠中の女性に1日400μgの葉酸を摂取することの重要性を呼びかけました
葉酸は胎児にとってそれほど重要な栄養素だということです。
葉酸は核酸(遺伝情報通りに細胞を作るよう指示を出す物質)の合成を助けて新しい細胞を作ります。赤血球の細胞の形成を助けますので、細胞分裂が活発である胎児の発育に役立ちます
・葉酸は熱、酸素、光によって壊れやすい性質を持っています。
レバー、ほうれん草、ブロッコリーに葉酸は含まれていますが、調理することで壊れていまいます。
より効率良く摂取する方法はマンゴー、イチゴ、アボガドを生で食べることが一番効率的です。
・人の消化酵素では消化することのできない食べ物の中の成分です。
小麦ふすまに含まれるセルロースに代表される水に溶けない不溶性食物繊維と、果物に含まれるペクチンに代表される水に溶ける水溶性食物繊維とがあり、これらを合計したものが食物繊維(総)量です。
・食物繊維の働きは、、、
便の量を増やして便秘を防ぐほか、最近では、心筋梗塞、糖尿病、肥満などの生活習慣病の予防に役立つこともわかってきています。
(グリコ栄養成分百科 参考)
マンゴーって妊婦さんにいいんです

上にも書いているように、マンゴーには妊婦さんに必要な栄養素が多く含まれています。妊娠中はホルモンバランスが崩れ、ストレスが貯まりやすかったりしますので、おいしいマンゴーを食べて、赤ちゃんに必要な栄養素を楽しく摂取できたらいいですね。
妊娠中の方にマンゴーを贈ると喜ばれるかもしれないです。妊婦さんはマンゴーを沢山食べて下さい。